多賀大社

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「お多賀さん」の愛称で親しまれる多賀大社は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)・伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の二柱を御祭神とする近江国第一の大社です。古事記に「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐す」と記されたことが社の由来とされ、国生みを成し遂げた夫婦神を祀ることから、延命長寿・縁結び・厄除けの御神徳で知られています。全国から「お多賀さんへ参れば長生きする」と信じられ、中世には伊勢参宮とセットで多賀参詣が流行しました。
境内正面に架かる「太閤橋」は豊臣秀吉が母・大政所の病気平癒を祈願して寄進したと伝わる反橋で、別名「太鼓橋」とも呼ばれます。秀吉が奉納した米一万石の寄進状が社宝として現存しており、天下人の崇敬の篤さを物語ります。奥書院庭園は安土桃山時代の作庭で、国の名勝に指定された枯山水の庭園が静かな美しさを見せます。
独特の信仰として「しゃもじ」が多賀大社の象徴になっています。これは元正天皇が病に伏した際に神社から届けられた「お粥」を杓子で召し上がったところ快癒されたという伝承に由来し、境内には奉納されたしゃもじが所狭しと掛けられた壮観な光景が広がります。
毎年4月22日の「古例大祭(多賀まつり)」は馬や神輿が練り歩く盛大な祭礼で、五穀豊穣を祈る「御田植祭」も同日に行われます。8月の「万灯祭」では境内一面に約12000灯の提灯が灯され、幽玄な光の海が夏の夜を彩ります。門前の「絵馬通り」には名物「糸切餅」を売る茶店が並び、三色の縞模様が入ったこの餅は蒙古襲来の際の必勝祈願に由来するとされています。
見どころ・おすすめ
延命長寿のお多賀さん
国生みの夫婦神・伊邪那岐大神と伊邪那美大神を祀る近江国第一の大社です。延命長寿・縁結びの御神徳で広く崇敬されています。
しゃもじの信仰
元正天皇がお粥を杓子で召して快癒したという伝承から、しゃもじが大社の象徴です。奉納されたしゃもじが所狭しと掛けられています。
古例大祭と奥書院庭園
4月22日の古例大祭は多賀まつりとして賑わいます。安土桃山時代の枯山水の奥書院庭園は国の名勝に指定されています。
基本情報
| 住所 | 〒522-0399 多賀停車場線旧道滋賀県犬上郡多賀町多賀 |
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