神社・仏閣

春日大社

春日大社

Photo: Hyppolyte de Saint-Rambert (CC BY-SA 4.0)

神護景雲2年(768年)、平城京の守護と国民の繁栄を祈願して創建された春日大社は、藤原氏の氏神として栄え、全国に約3000社ある春日神社の総本社です。御祭神は武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神の四柱で、武甕槌命が白鹿に乗って鹿島から春日の地に降り立ったという神話が、奈良の鹿が神の使いとして大切にされる由来となっています。

20年に一度の式年造替は約1200年にわたって続けられてきた社殿の建て替え行事で、直近の第六十次式年造替は2016年に完了しました。朱塗りの回廊に囲まれた中門・御廊の奥に四棟の御本殿が並び、いずれも国宝に指定されています。春日造と呼ばれる独特の社殿形式はこの社に由来し、檜皮葺の屋根と鮮やかな丹塗りが原生林の緑に映えます。国宝殿には王朝美術の粋を集めた神宝類が収蔵され、金地螺鈿毛抜形太刀など国宝352点・重要文化財971点を有する日本有数の文化財の宝庫です。

境内には約3000基の石灯籠と約1000基の釣灯籠が奉納されており、その数は日本一です。藤原頼通をはじめ歴代の権力者や一般庶民が信仰の証として寄進したもので、苔むした石灯籠が参道の両側に並ぶ光景は春日大社ならではの荘厳な景観を形づくっています。摂社・末社は合わせて61社を数え、若宮神社の「若宮十五社めぐり」は人生の諸段階における願いを叶える巡拝路として人気です。

毎年12月中旬と2月の節分に行われる「万灯籠」は、境内すべての灯籠に火が灯され、幻想的な光の回廊が現れる春日大社を代表する神事です。3月13日の「春日祭」は葵祭・石清水祭とともに日本三大勅祭のひとつに数えられます。背後に広がる春日山原始林はユネスコ世界文化遺産の一部として保護された照葉樹林で、約250ヘクタールの原生的な森が千年以上にわたって人の手から守られてきた、奈良を象徴する聖なる杜です。

見どころ・おすすめ

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神鹿のいる世界遺産

武甕槌命が白鹿に乗って春日に降り立った神話から、鹿が神の使いとして大切にされています。全国約3000社の春日神社の総本社です。

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万灯籠(2月・8月)

約3000基の石灯籠と約1000基の釣灯籠は日本一の数です。2月の節分と8月のお盆に全灯籠に火が灯る万灯籠は幻想的な光景です。

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国宝352点の宝庫

国宝の本殿は「春日造」の名の由来となった建築様式です。国宝殿には金地螺鈿毛抜形太刀など国宝352点を有する日本有数の文化財の宝庫です。

基本情報

住所 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町

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