尾道

Photo: RitikaPahwa4444 (CC BY-SA 4.0)
広島県東部、瀬戸内海に面した斜面に家々が折り重なるように並ぶ尾道は、坂と寺と猫の街として独特の魅力を放つ港町です。山陽道の要衝として中世から海運で栄え、北前船の寄港地としても繁栄したこの街には、全盛期の面影を残す寺院が山の斜面に点在し、その数は25を超えます。千光寺から続く「文学のこみち」を歩けば、林芙美子や志賀直哉ら尾道ゆかりの文人たちの足跡をたどりながら、眼下に尾道水道と向島が広がる絶景を楽しめます。
尾道の路地は映画監督・大林宣彦が「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作で描いた舞台そのものであり、細い石段や入り組んだ路地を歩くと、どこかノスタルジックな映画のワンシーンに迷い込んだような気分になります。斜面の至るところで出会う猫たちは尾道の気ままな住人で、陽だまりの石段でくつろぐ姿が旅人の心を和ませてくれます。猫の細道と名付けられた小径には猫をモチーフにしたアートが点在し、アーティストの移住も進む創造的な空気がこの街には漂っています。
しまなみ海道の本州側起点でもある尾道は、サイクリストにとって聖地ともいえる存在です。レンタサイクルで尾道大橋を渡り、瀬戸内の島々を橋で結ぶ約70キロの海道を走破する旅は、国内外のサイクリストの憧れとなっています。尾道ラーメンの背脂が浮かんだ醤油スープは旅の疲れを癒す一杯であり、商店街のレトロな喫茶店ではワッフルやプリンといった懐かしの味に出会えます。古と新が重層的に折り重なる尾道は、歩くほどに好きになる不思議な引力を持った街です。
見どころ・おすすめ
坂と寺と猫の街
瀬戸内海に面した斜面に家々が折り重なる港町。25を超える寺院が山の斜面に点在し、猫の細道では陽だまりの石段でくつろぐ猫たちが旅人を和ませます。
大林宣彦「尾道三部作」の舞台
千光寺から続く「文学のこみち」では林芙美子や志賀直哉の足跡を辿れます。大林宣彦の映画に描かれた細い石段や入り組んだ路地はノスタルジーの世界。
しまなみ海道の起点と尾道ラーメン
しまなみ海道約70kmの本州側起点でサイクリストの聖地。背脂が浮かんだ醤油スープの尾道ラーメンは旅の疲れを癒す一杯。レトロな喫茶店も魅力的。
基本情報
| 住所 | 〒722-0036 尾道広島県尾道市東御所町東土堂町 |
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