桜島

Photo: TANAKA Juuyoh (talk) (CC BY 3.0)
鹿児島湾に浮かぶ桜島は、北岳・中岳・南岳の三峰からなる標高1117メートルの複合火山で、日本を代表する活火山として年間数百回もの噴火を繰り返しています。大正3年(1914年)の大噴火では流出した溶岩が海峡を埋め立て、それまで島であった桜島は大隅半島と陸続きになりました。鹿児島市街地からわずか4キロメートルの距離にあり、フェリーでたった15分という近さで活火山の迫力を体感できる場所は世界でも稀有です。
桜島の西側を巡る溶岩なぎさ遊歩道は、大正溶岩の荒々しい台地の上に整備された約3キロメートルの散策路で、黒々とした溶岩原の隙間から逞しく芽吹くクロマツやススキの姿に生命力の強さを感じます。湯之平展望所は一般車両で到達できる最高地点にあり、眼前に迫る南岳の火口から立ち昇る噴煙と、振り返れば錦江湾越しに広がる鹿児島市街の全景を同時に見渡せます。溶岩なぎさ公園の足湯では錦江湾の潮風を浴びながら、地下から湧き出る火山の恵みに身を委ねることができます。
桜島は鹿児島の風土そのものを形づくってきた存在です。降り注ぐ火山灰は住民の日常に影響を与える一方、温暖な気候と火山性の土壌は世界最大の大根「桜島大根」や世界最小のみかん「桜島小みかん」を育んできました。噴煙をたなびかせる桜島の姿は、鹿児島市民にとって毎朝カーテンを開けたときに目に入る日常の風景であり、訪れる旅人にとっては地球の鼓動を肌で感じる圧倒的な体験です。
見どころ・おすすめ
年間数百回噴火する活火山
鹿児島市街からわずか4km、フェリー15分で活火山の迫力を体感。大正3年の大噴火で大隅半島と陸続きになった世界でも稀有な火山です。
湯之平展望所から間近に噴煙
一般車両で到達できる最高地点の湯之平展望所。眼前の南岳火口の噴煙と、振り返れば錦江湾越しの鹿児島市街を同時に一望できます。
溶岩なぎさ公園の足湯
約3kmの溶岩なぎさ遊歩道では黒い溶岩原から芽吹くクロマツに生命力を感じます。足湯で火山の恵みに浸りながら、世界最大の桜島大根や最小の桜島小みかんも名産。
基本情報
| 住所 | 〒892-8677 鹿児島県鹿児島市 |
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