築地市場

Photo: MichaelMaggs (CC BY-SA 3.0)
昭和10年(1935年)に日本橋の魚河岸から移転して開場した築地市場は、約83年にわたり東京の食文化を支え続けた世界最大級の卸売市場でした。2018年10月に場内市場の機能は豊洲市場へ移転しましたが、築地場外市場はその後も変わらず営業を続け、約400の店舗が軒を連ねる食の一大テーマパークとして活気を保っています。朝7時頃から寿司店の前には行列ができ始め、マグロの解体を目の前で見られる店や、焼きたての玉子焼きを頬張りながら歩く光景は築地ならではの日常です。
場外市場の魅力は、プロの料理人も買い付けに来る一級品の鮮魚・乾物・調理器具を一般客も購入できる点にあります。築地で150年以上の歴史を持つ玉子焼きの名店や、昭和の時代から変わらぬ味を守る佃煮専門店、日本中の産地から厳選された鰹節や昆布の専門店など、食に関するあらゆるジャンルの老舗が集まっています。近年はインバウンド需要の高まりを受けて、海鮮丼やウニの軍艦巻きを食べ歩きできるスタイルの店も増え、外国人観光客の姿が一段と目立つようになりました。
築地本願寺は場外市場の近くに位置するインド風の石造寺院で、古代インドの様式を取り入れた伊東忠太設計の建物は国の重要文化財に指定されています。毎年8月の盆踊りや年末のアメ横的な年の瀬の賑わいも築地の風物詩です。場内市場の跡地は再開発計画が進行中で、新たな交流拠点としての将来像が議論されていますが、場外市場の路地裏に漂う磯の香りと威勢のいい掛け声は、これからも東京の食の原点として多くの人を惹きつけ続けるでしょう。
見どころ・おすすめ
築地場外市場
場内市場は豊洲に移転しましたが、場外市場には約400店舗が今も営業中です。新鮮な寿司や海鮮丼を朝から楽しめます。
築地の食文化
玉子焼き専門店や乾物店など食のプロが通う名店が健在です。包丁や調理器具の専門店も料理好きに人気があります。
食べ歩きの楽園
焼きたての玉子焼きやメンチカツなど食べ歩きグルメが充実しています。早朝から活気あふれる市場の雰囲気も魅力です。
基本情報
| 住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地五丁目 |
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