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浦上

浦上

Photo: Suicasmo (CC BY-SA 4.0)

長崎市の北部に位置する浦上は、1945年8月9日に投下された原子爆弾の爆心地として世界に知られる地域です。平和公園の一角にそびえる平和祈念像は、彫刻家・北村西望が10年の歳月をかけて制作した高さ9.7メートルのブロンズ像で、天を指す右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を象徴しています。毎年8月9日にはこの像の前で平和祈念式典が催され、被爆者の体験と平和への誓いが世界に向けて発信されます。

爆心地公園には原爆落下中心地碑が静かに立ち、その周囲には被爆当時の地層がそのまま保存されています。長崎原爆資料館では被爆の実態を伝える遺品や写真、再現模型が展示されており、被爆前後の浦上の街の変貌を時系列で辿ることができます。原爆によって破壊された浦上天主堂の遺壁の一部も移設展示されており、赤煉瓦に刻まれた熱線の痕跡が無言の証言を残しています。

浦上天主堂は明治28年(1895年)に建立された東洋最大のロマネスク様式の聖堂でしたが、爆心地からわずか500メートルの距離にあったため壊滅的な被害を受けました。昭和34年に再建された現在の聖堂は、禁教時代から信仰を守り続けた浦上の信徒たちの不屈の精神を体現しています。被爆の記憶と祈りの歴史が重なるこの地は、平和の尊さを心の奥底に刻む場所として訪れる人すべてに静かな問いを投げかけます。

見どころ・おすすめ

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平和祈念像と毎年8月9日の式典

彫刻家・北村西望が10年かけて制作した高さ9.7mのブロンズ像。右手は原爆の脅威、左手は平和を象徴し、毎年8月9日に平和祈念式典が催されます。

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原爆資料館で辿る浦上の記憶

爆心地公園には落下中心地碑と被爆当時の地層が保存。資料館では遺品や写真で被爆前後の浦上の変貌を時系列で辿れます。

再建された浦上天主堂

爆心地からわずか500mにあった東洋最大のロマネスク様式聖堂。壊滅から昭和34年に再建され、禁教時代から信仰を守り続けた浦上の不屈の精神を体現しています。

基本情報

住所 〒850-8685 長崎県長崎市川口町

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