観光スポット

広島城

広島城

Photo: Jakub Hałun (CC BY 4.0)

太田川のデルタ地帯に築かれた広島城は、毛利輝元が天正17年(1589年)に築城を開始した平城で、黒い板張りの外観から「鯉城(りじょう)」の愛称で市民に親しまれてきました。原爆により天守をはじめとする城郭建築のすべてが倒壊しましたが、1958年に鉄筋コンクリートで外観が復元され、広島の復興を象徴する建物として再び街のシンボルとなりました。内部は広島の歴史を紹介する博物館として整備され、戦国時代から近代までの城下町の変遷を映像や模型で学ぶことができます。

広島城の見どころは天守だけではありません。2006年に復元された二の丸の表御門、平櫓、多聞櫓、太鼓櫓は木造で忠実に再現されており、内部に入れば柱や梁の構造を間近に観察できる貴重な建築体験ができます。広い内堀には鯉が泳ぎ、城の別名の由来となったこの魚を眺めながら堀端を散策するのも風情があります。春にはソメイヨシノが堀の水面に花影を落とし、城と桜が調和した穏やかな景観が広がります。

天守の最上階からは広島市街のパノラマが一望でき、原爆ドームや平和記念公園の緑、太田川の複数の川筋が水の都としての広島の姿を見せてくれます。広島東洋カープの名前の由来がこの城であることからもわかるように、鯉城は広島の人々にとって街の誇りそのものです。戦火で失われ、市民の手で復興を遂げた広島城は、破壊からの再生という広島の物語を静かに体現する存在として、堀の水面に黒い影を映し続けています。

見どころ・おすすめ

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原爆から復興した「鯉城」

毛利輝元が築いた黒い板張りの平城。原爆で全壊後、1958年に市民の手で復元され広島の復興のシンボルに。内部は戦国〜近代の城下町変遷の博物館。

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木造復元の二の丸表御門と櫓群

2006年復元の表御門・平櫓・多聞櫓・太鼓櫓は木造で忠実に再現。柱や梁の構造を間近に観察できる貴重な建築体験。内堀には城名由来の鯉も泳ぎます。

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堀の花影と天守からの水の都パノラマ

春はソメイヨシノが堀の水面に花影を落とす穏やかな景観。天守最上階からは原爆ドームや平和記念公園、太田川の複数の川筋が水の都・広島を一望。

基本情報

住所 広島城, 中区, 広島市, 広島県

アクセスマップ

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