観光スポット

那智の滝

那智の滝

Photo: baggio4ever (CC BY 3.0)

和歌山県那智勝浦町の深い森の奥に、落差133メートルという日本一の一段の滝が轟音とともに水煙を上げています。那智の滝は華厳の滝、袋田の滝とともに日本三名瀑に数えられ、その圧倒的な落差と水量は見る者を圧倒する自然の威力そのものです。飛瀧神社の御神体として祀られたこの滝は、単なる景勝地ではなく、熊野信仰の原点ともいえる聖なる場所として千年以上にわたって人々の畏敬を集めてきました。

滝の正面に設けられた拝所に立つと、断崖を一条の白い帯となって落ちる水の迫力を全身で感じることができます。水しぶきが微細な霧となって漂い、晴れた日には滝壺付近に虹がかかることもあります。毎秒約1トンの水が落下するその轟音は周囲の森に響き渡り、那智原始林の深い緑と白い瀑布のコントラストは、自然の造形美の極致といえるでしょう。滝を背景にそびえる那智山青岸渡寺の三重塔との構図は、日本を象徴する風景として世界中に知られています。

那智の滝へは熊野古道の大門坂を歩いて訪れるのが古来からの参詣路です。樹齢数百年の杉並木と苔むした石畳の階段を登りつめた先に現れる滝の姿は、まさに聖地巡礼の到達点にふさわしい荘厳さを湛えています。7月と12月には滝に注連縄を張り替える神事が行われ、神職が命綱一本で断崖を降りる姿は息を呑む光景です。自然への畏怖と信仰が深く結びついた那智の滝は、日本人の精神文化の源流を体感できる場所です。

見どころ・おすすめ

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落差133m・日本一の一段の滝

日本三名瀑のひとつ。毎秒約1トンの水が断崖を一条の白い帯となって落ちる迫力は自然の威力そのもの。飛瀧神社の御神体として千年以上畏敬を集めます。

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三重塔との構図は日本を象徴する風景

那智山青岸渡寺の三重塔を滝の前に配した構図は世界的に有名。晴れた日には滝壺付近に虹がかかり、那智原始林の深い緑と白い瀑布のコントラストは圧巻。

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熊野古道・大門坂から参詣路を歩く

樹齢数百年の杉並木と苔むした石畳の大門坂を登りつめた先の滝は聖地巡礼の到達点。7月と12月に神職が命綱で断崖を降り注連縄を張り替える神事も圧巻。

基本情報

住所 〒640-8269 和歌山県和歌山市東長町五丁目和歌山県庁北別館

アクセスマップ

那智の滝 周辺の駐車場

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