小石川後楽園

Photo: Kimon Berlin, Gribeco (CC BY-SA 4.0)
小石川後楽園は東京ドームのすぐ隣に位置する回遊式築山泉水庭園で、1629年に水戸藩初代藩主の徳川頼房が造営に着手し、二代藩主の光圀が完成させた江戸時代初期の名園です。国の特別史跡および特別名勝に二重指定されている庭園は全国でもわずかしかなく、小石川後楽園はその貴重な一つとして日本庭園史において極めて重要な位置を占めています。庭園名の「後楽」は中国の范仲淹の「先憂後楽」の思想に由来し、光圀の政治理念が込められています。
園内には中国各地の景勝地や日本の名所を模した意匠が随所に散りばめられており、歩を進めるたびに異なる景色が展開する回遊式庭園の醍醐味を存分に味わえる。中国の廬山を模した小廬山、京都の渡月橋を模した大堰川、琵琶湖の近江八景を取り入れた構成など、実に多彩な趣向が凝らされています。池の中央にかかる円月橋は水面に映る姿と合わせて満月を形作るよう設計された石橋で、光圀が招いた明の儒学者・朱舜水の設計と伝えられています。
都心にありながら約7万平方メートルの広さを持つ園内は四季それぞれの見どころに溢れています。早春にはしだれ梅が芳香を漂わせ、春には桜、初夏には花菖蒲と睡蓮、秋には紅葉が庭園全体を鮮やかに染め上げる。東京ドームの歓声が微かに聞こえる距離にありながら、一歩園内に足を踏み入れれば江戸時代にタイムスリップしたかのような静寂に包まれる、都会のオアシスのような存在です。
見どころ・おすすめ
庭園の見どころ
小石川後楽園は東京ドームのすぐ隣に位置する回遊式築山泉水庭園で、1629年に水戸藩初代藩主の徳川頼房が造営に着手し、二代藩主の光圀が完成させた江戸時代初期の名園です。
楽しみ方
園内には中国各地の景勝地や日本の名所を模した意匠が随所に散りばめられており、歩を進めるたびに異なる景色が展開する回遊式庭園の醍醐味を存分に味わえる。
錦秋の絶景
都心にありながら約7万平方メートルの広さを持つ園内は四季それぞれの見どころに溢れています。
基本情報
| 住所 | 小石川後楽園, 文京区, 東京都 |
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