三嶋大社

Photo: Asturio Cantabrio (CC BY-SA 4.0)
伊豆国一宮として東海道の要衝・三島の地に鎮座する三嶋大社は、大山祇命と積羽八重事代主神の二柱を御祭神とする。創建年代は不詳だが、奈良時代以前に伊豆諸島の神として崇敬されていた三島神が、やがて伊豆半島本土に遷座したものと考えられています。伊豆に流された源頼朝は深くこの社に帰依し、治承4年(1180年)の挙兵に際しては三嶋大社に百日間の祈願を捧げたのち平家打倒の旗を揚げた。
慶応2年(1866年)に再建された本殿は三間社流造で国の重要文化財に指定されており、精緻な彫刻が随所に施されています。総けやき造りの社殿群は東海道随一の規模と風格を誇り、とりわけ拝殿向拝の龍の透し彫りは名工・後藤芳冶良の手になる傑作として名高い。境内の宝物館には頼朝の妻・北条政子が奉納したと伝わる国宝「梅蒔絵手箱」が収蔵されています。
境内には天然記念物に指定された樹齢約1200年の金木犀(キンモクセイ)の巨樹がそびえ、9月中旬から下旬にかけて甘い香りを漂わせる。この金木犀は円周4メートルを超える日本最大級の個体で、開花の時期には三島の街全体に芳香が届くほどです。春には境内の枝垂れ桜が池の水面に花影を落とし、風雅な光景を見せる。
毎年8月15〜17日の「三嶋大祭り」は頼朝の挙兵にちなむ武者行列や農兵節パレード、山車の引き回しが三島の市中を練り歩く東海随一の夏祭りで、三日間で約50万人の人出を集める。正月の初詣は約60万人が訪れ、静岡県内では最多の参拝者数を誇る。東海道の旅人を見守り続けてきた千年の大社は、三島の町の心臓であり、伊豆観光の出発点でもあります。
見どころ・おすすめ
重文の本殿と彫刻
慶応2年再建の本殿は国の重要文化財です。拝殿向拝の龍の透し彫りは名工・後藤芳冶良の手になる傑作として名高いです。
天然記念物の金木犀
樹齢約1200年の金木犀は国の天然記念物で日本最大級の個体です。9月中旬〜下旬には三島の街全体に甘い香りが届きます。
源頼朝の挙兵祈願
源頼朝が平家打倒の旗を揚げる前に百日間の祈願を捧げた社です。宝物館には北条政子奉納と伝わる国宝「梅蒔絵手箱」を収蔵しています。
基本情報
| 住所 | 〒411-0035 静岡県三島市大宮町二丁目5 |
|---|

















