瑞鳳殿

Photo: 663highland (CC BY 2.5)
仙台藩祖・伊達政宗は寛永13年(1636年)に70歳で生涯を閉じ、その遺命により経ケ峯の地に廟所が築かれました。瑞鳳殿と名づけられたこの霊屋は、桃山様式の豪華絢爛な装飾を纏い、政宗の威光を後世に伝える壮麗な建築でした。しかし昭和20年(1945年)の仙台空襲で焼失し、現在の建物は昭和54年(1979年)に再建されたものです。再建にあたっては発掘調査で出土した副葬品や文献資料をもとに、創建時の極彩色の装飾が忠実に再現されました。
正面の涅槃門をくぐると、黒漆を基調に金箔や極彩色の彫刻が全面に施された霊屋が姿を現します。屋根の軒下に並ぶ木鼻や蟇股には獅子や牡丹、龍の透かし彫りが密に配され、日光東照宮にも通じる華やかさがあります。隣接して二代忠宗の感仙殿、三代綱宗の善応殿も並び立ち、伊達家三代の霊廟群として杉木立のなかに荘厳な空間を形成しています。資料館には発掘調査で見つかった政宗の遺骨から復元された容貌像や、副葬品の太刀・陣羽織が展示されています。
参道の石段は杉の大木に囲まれた約100段の登り坂で、冬には雪化粧した石段と霊屋の対比が格別の風情を生みます。毎年5月24日の政宗公の命日には法要が営まれ、伊達武将隊による演武が奉納されます。仙台を築いた英雄の眠る場所として、桃山美術の贅を尽くした装飾と静謐な杉林の調和が訪れる人の心を打ちます。
見どころ・おすすめ
見どころ
仙台藩祖・伊達政宗は寛永13年(1636年)に70歳で生涯を閉じ、その遺命により経ケ峯の地に廟所が築かれました。
見どころガイド
正面の涅槃門をくぐると、黒漆を基調に金箔や極彩色の彫刻が全面に施された霊屋が姿を現します。
雪景色の美しさ
参道の石段は杉の大木に囲まれた約100段の登り坂で、冬には雪化粧した石段と霊屋の対比が格別の風情を生みます。
基本情報
| 住所 | 〒980-0814 宮城県仙台市青葉区霊屋下米ヶ袋一丁目 |
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