谷保天満宮

Photo: Binh Giang (Public domain)
延喜3年(903年)、菅原道真公の三男・道武が父の像を刻んで祀ったことに始まる谷保天満宮は、東日本で最も古い天満宮として約1100年の歴史を持ちます。正式には「やぼてんまんぐう」と読み、亀戸天神社・湯島天満宮とともに関東三天神のひとつに数えられています。国立市谷保の閑静な住宅街に佇むこの社は、府中崖線の湧水に恵まれた緑豊かな境内が特徴で、敷地内には野趣あふれる梅林と清らかな池が広がっています。
約350本の梅が植えられた梅林は東京都の天然記念物に指定されており、2月から3月にかけて白梅・紅梅が咲き誇る光景は圧巻です。甘酸っぱい梅の香りに包まれた境内では、文人墨客が好んだ古き良き梅見の風情を味わうことができます。本殿は享保年間に再建されたと伝わる入母屋造りの社殿で、拝殿に飾られた額には道真公ゆかりの梅鉢紋が刻まれています。境内の池にはニワトリが放し飼いにされており、のどかに歩き回る鶏たちの姿が参拝者の心を和ませています。
明治41年(1908年)、有栖川宮威仁親王の先導のもとで日本初のドライブツアーがこの谷保天満宮を目的地として行われたことから、「交通安全祈願発祥の地」としても知られるようになりました。現在も車のお祓いに訪れるドライバーが多く、境内には自動車清祓所が設けられています。毎年9月の例大祭では古式ゆかしい獅子舞が奉納され、地域の五穀豊穣と学業成就を祈る人々で賑わいます。学問の神として受験生の合格祈願はもちろん、交通安全の守り神として独自の位置を築いている、国立の誇る古社です。
見どころ・おすすめ
時代の重み
延喜3年(903年)、菅原道真公の三男・道武が父の像を刻んで祀ったことに始まる谷保天満宮は、東日本で最も古い天満宮として約1100年の歴史を持ちます。
もうひとつの魅力
約350本の梅が植えられた梅林は東京都の天然記念物に指定されており、2月から3月にかけて白梅・紅梅が咲き誇る光景は圧巻です。
知っておきたいこと
明治41年(1908年)、有栖川宮威仁親王の先導のもとで日本初のドライブツアーがこの谷保天満宮を目的地として行われたことから、「交通安全祈願発祥の地」としても知られるようになりま…
基本情報
| 住所 | 〒186-0003 甲州街道東京都国立市谷保 |
|---|

















