城崎温泉

Photo: 663highland (CC BY 2.5)
兵庫県北部の日本海に近い山あいに湯けむりを上げる城崎温泉は、1300年以上の歴史を刻む関西屈指の温泉街です。大谿川沿いに柳並木が揺れ、石造りの太鼓橋が架かる風情ある街並みは、志賀直哉が名作『城の崎にて』で描いた静謐な美しさを今も留めています。コウノトリが傷を癒やしたという開湯伝説を持つこの温泉地は、古来より湯治場として多くの文人墨客に愛されてきました。
城崎温泉の最大の特徴は、七つの外湯を浴衣姿でそぞろ歩きしながら巡る「外湯めぐり」の文化です。さとの湯、地蔵湯、柳湯、一の湯、御所の湯、まんだら湯、鴻の湯と、それぞれ異なる趣向の浴場が温泉街に点在し、下駄を鳴らして湯から湯へと歩く姿が城崎の原風景となっています。旅館に泊まれば外湯フリーパスが付くのが慣例で、ひとつの宿に籠もるのではなく街全体を楽しむという開放的な温泉文化がここには根付いています。
冬の城崎は松葉ガニの季節として特別な賑わいを見せます。日本海で水揚げされた活きたままのズワイガニが旅館の夕食を彩り、カニ刺し、焼きガニ、カニすきと贅を尽くしたコースに舌鼓を打つ至福は冬の但馬ならではのものです。雪化粧した柳並木の下を浴衣と丹前姿で歩く冬の夜の風情は格別で、外湯から立ち上る湯気が街灯にぼんやりと照らされる光景は、日本の温泉情緒の極みと呼ぶにふさわしいものです。
見どころ・おすすめ
七つの外湯を浴衣で巡る温泉文化
1300年以上の歴史を持つ関西屈指の温泉街。さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯の七つを下駄を鳴らして巡ります。
冬の松葉ガニは至福のフルコース
冬は日本海の松葉ガニの季節。カニ刺し・焼きガニ・カニすきの贅沢なフルコースは但馬ならでは。雪化粧の柳並木を浴衣で歩く風情も格別。
志賀直哉『城の崎にて』の舞台
大谿川沿いの柳並木と太鼓橋が志賀直哉の名作に描かれた静謐な美しさ。旅館泊なら外湯フリーパス付きで、街全体を楽しむ開放的な温泉文化を体験。
基本情報
| 住所 | 〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎長崎 |
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