姫路城

Photo: Bernard Gagnon (CC BY-SA 3.0)
播磨平野の中央に白く輝く姫路城は、日本に現存する城郭建築の最高峰として、1993年に法隆寺とともに日本初のユネスコ世界文化遺産に登録されました。その白漆喰の優美な姿から「白鷺城」と呼ばれるこの城は、関ヶ原の戦い後に池田輝政が大改修を行い、慶長14年(1609年)に現在の大天守が完成しました。戦火にも震災にも耐え、築城から400年以上経った今なお往時の姿をほぼ完全にとどめている奇跡の城です。
大天守を含む連立式天守群は、三つの小天守とそれらを繋ぐ渡櫓が複雑に連なり、どの角度から眺めても異なる表情を見せる立体的な美しさを持っています。城内に足を踏み入れると、敵の侵入を阻む巧みな仕掛けの数々に驚かされます。迷路のように入り組んだ通路、急勾配の石段、鉄砲や弓矢を放つための狭間、石や煮え湯を落とすための石落としなど、美しい外観とは裏腹に徹底的な防御思想が随所に息づいています。大天守最上階から見渡す播磨平野の眺望は圧巻です。
春になると約1000本の桜が城を取り囲むように咲き誇り、白い天守と薄紅色の花弁が織りなす風景は日本の城郭美の究極形といえます。2015年に完了した「平成の大修理」では、白漆喰が塗り直されて往年の白さを取り戻し、真新しい白鷺が蘇ったと話題になりました。姫路城は単なる歴史遺産ではなく、日本の建築技術と美意識の粋を集めた、世界に誇るべき文化の結晶です。
見どころ・おすすめ
日本初の世界遺産「白鷺城」
1993年に日本初の世界文化遺産に登録。白漆喰の連立式天守群はどの角度からも異なる表情を見せ、築城400年以上の奇跡の完全現存城です。
迷路のような防御の仕掛け
入り組んだ通路、急勾配の石段、鉄砲狭間、石落としなど美しい外観とは裏腹な徹底的防御思想。2015年「平成の大修理」で白漆喰が塗り直され白鷺が蘇りました。
約1000本の桜が天守を包む春
春は約1000本の桜が白い天守と薄紅色の花弁で日本の城郭美の究極形を見せます。大天守最上階からは播磨平野の圧巻の眺望が広がります。
基本情報
| 住所 | 〒670-0012 兵庫県姫路市本町女坂68 |
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