有馬温泉

Photo: 663highland (CC BY 2.5)
神戸市北区の六甲山裏手にひっそりと佇む有馬温泉は、『日本書紀』にも記される日本最古の温泉のひとつです。舒明天皇や孝徳天皇が行幸した記録が残り、太閤秀吉が何度も湯治に訪れたことでも知られています。三方を山に囲まれた谷あいの温泉街は、急な坂道と細い路地が入り組み、千年以上の歳月が積み重ねた独特の風情を醸し出しています。大阪や神戸の中心部からわずか30分ほどで辿り着ける近さも、古来この温泉が栄えてきた理由のひとつです。
有馬温泉を特徴づけるのは、「金泉」と「銀泉」という二種類の源泉です。金泉は鉄分を豊富に含む含鉄塩化物泉で、空気に触れると赤褐色に変わる濁り湯が肌をしっとりと包み込みます。銀泉は無色透明の炭酸泉と放射能泉で、飲泉としても利用され、胃腸の調子を整えるとされています。環境省が療養泉として認定する9つの泉質のうち7つが湧出するという稀有な温泉地であり、その泉質の多彩さは日本随一です。
温泉街の中心を流れる有馬川沿いには土産物店や老舗の温泉宿が並び、名物の炭酸せんべいや有馬籠の工房を覗きながらの散策が楽しめます。金の湯と銀の湯という二つの公共浴場では、日帰りでも手軽に有馬の名湯を体験できます。秋には瑞宝寺公園の紅葉が燃えるように色づき、太閤秀吉が「いくら見ても飽きない」と絶賛したという逸話も頷ける絶景が広がります。日本の温泉文化の原点ともいえる有馬は、千年を超える湯の記憶をたたえた唯一無二の温泉郷です。
見どころ・おすすめ
「金泉」「銀泉」の9泉質中7つが湧出
日本書紀にも記される最古級温泉。鉄分を含む赤褐色の金泉と無色透明の炭酸泉の銀泉。環境省認定9泉質中7つが湧出する日本随一の多彩さです。
炭酸せんべいと「金の湯」「銀の湯」
名物の炭酸せんべいや有馬籠の工房を覗きながら温泉街を散策。公共浴場の金の湯・銀の湯は日帰りでも手軽に名湯を体験できます。
秀吉が絶賛した瑞宝寺公園の紅葉
大阪・神戸から約30分の近さ。秋には瑞宝寺公園の紅葉が燃え、太閤秀吉が「いくら見ても飽きない」と絶賛したという逸話も頷ける絶景です。
基本情報
| 住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町 |
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