観光スポット

神戸北野異人館

神戸北野異人館

Photo: 珈琲牛乳 (CC BY 3.0)

神戸の山手、北野町の急な坂道に沿って点在する異人館群は、明治から大正にかけて神戸に居留した外国人たちの邸宅が当時の姿のまま残る、日本でも稀有な西洋建築の宝庫です。開港後の神戸に各国から集まった商人や外交官たちは、居留地の外に住居を求め、六甲山の麓に母国の建築様式を持ち込んだ瀟洒な邸宅を建てました。現在約30棟が残り、そのうち十数棟が一般公開されています。

風見鶏の館はドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の旧邸宅で、尖塔に立つ風見鶏と赤レンガの外壁が北野のシンボルとして広く知られています。館内にはアール・ヌーヴォー様式の重厚な家具調度品が並び、当時の豊かな暮らしぶりが偲ばれます。隣接するうろこの家は、外壁を覆う天然石のスレートが魚の鱗に似ていることからその名がつき、館内のアンティーク家具や西洋絵画のコレクションとともに、展望台からの神戸港の絶景も楽しめます。

異人館通りを歩けば、イギリス館、仏蘭西館、ベンの家、パナマ領事館など各国の文化が凝縮された建築が次々と現れ、坂を一つ上るごとに異なる国の空気が漂います。街路には石畳が敷かれ、街角のカフェからはジャズの旋律が漏れ聞こえてくる瞬間もあります。和と洋が自然に溶け合った北野の街並みは、異文化を柔らかく受け入れてきた港町神戸の気質そのものであり、百年以上の時を経て今なおその美意識は色褪せることがありません。

見どころ・おすすめ

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風見鶏の館とうろこの家

明治〜大正の外国人邸宅が約30棟残る西洋建築の宝庫。ドイツ人商館の風見鶏の館は赤レンガが北野のシンボル。うろこの家は展望台から神戸港の絶景も。

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坂を一つ上るごとに異国の空気

イギリス館、仏蘭西館、ベンの家、パナマ領事館と各国の文化が凝縮。石畳の街路やカフェから漏れるジャズが和洋融合の港町神戸を体現しています。

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アンティーク家具と異人館めぐり

十数棟が一般公開され館内のアール・ヌーヴォー様式の家具調度品で当時の暮らしを偲べます。百年以上の時を経て異文化を受け入れた神戸の美意識が息づく街。

基本情報

住所 〒650-0002 兵庫県神戸市中央区プラスカーサ 神戸北野店

アクセスマップ

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