神社・仏閣

南禅寺

南禅寺

Photo: Patrick20242023 (CC BY-SA 4.0)

正応4年(1291年)、亀山法皇が離宮を禅寺に改めたことに始まる南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山にして「五山之上」という禅宗寺院の最高位に列せられた別格の存在です。開山は無関普門(大明国師)で、亀山法皇が離宮に現れた妖怪を禅の力で退散させたという逸話が創建の契機となりました。室町時代には足利義満により五山制度が整備され、天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺の京都五山の更に上位として別格の扱いを受けました。

三門は寛永5年(1628年)に藤堂高虎が大坂夏の陣の戦没者慰霊のために建立した五間三戸の二重門で、高さ約22メートル。歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と見得を切る名場面の舞台として有名です。楼上からは京都市街が一望でき、実際にその眺望は五右衛門ならずとも感嘆の声を上げるに値します。

境内を横切る赤煉瓦のアーチ橋「水路閣」は、明治23年(1890年)に完成した琵琶湖疏水の分線水路橋で、古代ローマの水道橋を思わせるデザインは明治の近代化の気概を伝えます。禅宗寺院の中に近代建築が溶け込む異色の光景は、当初は景観を損ねると反対の声もありましたが、今では南禅寺を象徴する風景のひとつとして多くの写真家やドラマのロケに選ばれています。

方丈は大方丈・小方丈ともに国宝で、大方丈の「虎の子渡しの庭」は江戸初期の枯山水の傑作です。狩野探幽筆と伝わる「群虎図」の襖絵でも知られ、小方丈の「如心庭」とあわせて禅の精神を体現した庭園美を堪能できます。塔頭の天授庵は紅葉の隠れた名所で、11月のライトアップ期間中は幻想的な夜間拝観が楽しめます。南禅寺界隈の湯豆腐は京料理の定番として全国的に有名で、参拝と合わせて味わう精進の味は格別です。

見どころ・おすすめ

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三門「絶景かな」

高さ約22mの三門は石川五右衛門の「絶景かな」の名場面の舞台として有名です。楼上から京都市街を一望できる絶景が広がります。

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水路閣

赤煉瓦のアーチ橋「水路閣」は琵琶湖疏水の分線水路橋です。古代ローマの水道橋を思わせるデザインが禅寺に溶け込む異色の景観です。

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五山之上の別格

京都五山の更に上位「五山之上」に列せられた臨済宗最高位の禅寺です。方丈庭園「虎の子渡し」は小堀遠州作と伝わる枯山水の名庭です。

基本情報

住所 〒606-8444 京都府京都市左京区鹿ヶ谷徳善谷町飛地永観堂町

アクセスマップ

南禅寺 周辺の駐車場

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