門戸厄神

Photo: KishujiRapid (CC BY-SA 4.0)
嵯峨天皇の御代、天長6年(829年)に弘法大師空海が嵯峨天皇の勅願により厄除け祈願を修した際、愛染明王と不動明王が一体となった「厄神明王」を感得し、自らその尊像を三体刻んで一体をこの地に安置したのが門戸厄神東光寺の始まりです。正式名称は松泰山東光寺といい、高野山真言宗の別格本山として、日本三大厄神のひとつに数えられています。
御本尊の厄神明王像は愛染明王の慈悲と不動明王の威力を兼ね備えた稀有な尊像で、あらゆる厄災を打ち払う力があるとされます。特に厄年の男女が全国から参拝に訪れ、厄除け・厄払いの霊験あらたかな寺として関西を中心に深い信仰を集めてきました。42段の「男厄坂」と33段の「女厄坂」を登って境内に至る参道は、厄を落とす道程として知られています。
境内には中楼門・薬師堂・大黒堂・延命魂(いのちの根)などの堂宇が配され、延命魂は樹齢800年を超える楠の大木の根幹が祀られた生命力の象徴です。大黒堂に安置された大黒天は「撫で大黒」として知られ、身体の悪い部分と同じ場所を撫でると平癒するという信仰があります。
毎年1月18日・19日の「厄除大祭」は、厄年の参拝者を中心に約数十万人が訪れる一年で最大の行事です。露店が参道いっぱいに立ち並び、祈祷を受ける参拝者の列が途切れることはありません。節分の「星祭」や毎月19日の縁日も賑わいを見せます。阪急門戸厄神駅から徒歩約10分という交通の便にも恵まれ、厄年に限らず日々の安寧を祈る人々が四季を通じて参拝に訪れる、西宮を代表する祈願寺です。
見どころ・おすすめ
日本三大厄神
弘法大師が感得した愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王像を祀ります。厄除け・厄払いの霊験で関西を中心に深い信仰を集めています。
厄除大祭(1月18〜19日)
毎年1月18・19日の厄除大祭は数十万人が訪れる一年最大の行事です。42段の「男厄坂」と33段の「女厄坂」を登って厄を落とします。
延命魂と撫で大黒
樹齢800年超の楠の根幹を祀った延命魂は生命力の象徴です。大黒堂の「撫で大黒」は体の悪い部分と同じ場所を撫でると平癒するとされます。
基本情報
| 住所 | 〒662-8567 兵庫県西宮市門戸東町 |
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