神社・仏閣 観光スポット

圓光寺

圓光寺

Photo: Oilstreet (CC BY-SA 4.0)

洛北の一乗寺に佇む圓光寺は、慶長6年(1601年)に徳川家康が学問の振興を目的として伏見に建立した学校が前身です。日本初の木製活字による書物の印刷が行われた地としても知られ、境内には当時使われた約5万個の木活字(重要文化財)が保管されています。その後寺は相国寺山内を経て現在地に移転し、臨済宗南禅寺派の寺院として静かな時を重ねてきました。

圓光寺の庭園は、訪れる者の心を深く揺さぶる美しさを持っています。書院前に広がる「十牛之庭」は白砂と苔、楓が調和した枯山水庭園で、禅の教えを表す「十牛図」にちなんで名づけられました。秋になるとカエデが赤や橙に色づき、書院の柱を額縁に見立てた紅葉の景色はまるで一幅の絵画のようです。奥に進むと竹林の向こうに京都市街を一望する高台があり、遠くに比叡山の稜線を眺めることができます。

早朝の座禅会にも一般の方が参加でき、朝の清冽な空気のなかで庭を眺めながら心を静める体験は格別です。水琴窟の澄んだ音色が境内に響き、日常の喧騒から切り離された時間がゆっくりと流れていきます。紅葉の名所として知られるようになった今でも、訪れる人の数は落ち着いており、洛北の静寂のなかで京都の深い精神性に触れたい方にこそ訪ねてほしい寺です。

見どころ・おすすめ

?

日本初の木製活字印刷ゆかりの寺

徳川家康が学問振興のため建立。約5万個の木活字(重要文化財)を保管する、日本の印刷文化の原点ともいえる臨済宗南禅寺派の寺院です。

?

書院から眺める「十牛之庭」の紅葉

書院の柱を額縁に見立てた紅葉の景色はまるで一幅の絵画。「十牛之庭」は白砂と苔、楓が調和した枯山水で禅の教えを表現しています。

?

早朝座禅会と水琴窟の音色

竹林の奥には京都市街を一望する高台。一般参加可能な早朝座禅会で庭を眺めながら心を静め、水琴窟の澄んだ音色が響く洛北の静寂に浸れます。

基本情報

住所 〒606-8167 京都府京都市左京区一乗寺堀ノ内町一乗寺小谷町

アクセスマップ

圓光寺 周辺の駐車場

イベント開催時は周辺駐車場が大変混雑しますので事前予約をご検討ください。

Google マップで周辺の駐車場を見る