大谷本廟

東山五条の坂の上に広がる大谷本廟は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の墓所として、全国の門信徒にとって最も大切な聖地のひとつです。親鸞聖人が弘長2年(1262年)に90歳で入寂された後、末娘の覚信尼が東山大谷に遺骨を改葬し廟堂を建立したのが始まりです。「西大谷さん」の愛称で呼ばれるこの地は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の信仰の原点であり、親鸞聖人の教えに生きた人々の想いが幾世紀にもわたって積み重なってきた場所です。
境内は東山の緩やかな斜面に広がり、総門をくぐると参道の両側に石灯籠が並ぶ荘厳な空間が現れます。仏殿には阿弥陀如来が安置され、その奥の御廟には親鸞聖人の遺骨が納められています。全国の門信徒が故人の遺骨を分骨して納める「無量寿堂」には数え切れないほどの納骨壇が並び、親鸞聖人のもとで永遠の安らぎを得たいという信仰の深さが伝わってきます。
春と秋の彼岸、そしてお盆の時期には特に多くの参拝者が訪れ、花を手向け静かに手を合わせる姿が見られます。境内の高台からは京都市街が一望でき、清水寺へと続く五条坂の賑わいとは対照的な静けさが保たれています。宗教的な意味合いが強い場所ではありますが、東山の自然に包まれた静寂の空間は、宗派を問わず心を落ち着かせたいすべての人に開かれています。
見どころ・おすすめ
親鸞聖人の墓所「西大谷さん」
浄土真宗本願寺派の信仰の原点。弘長2年(1262年)入寂後、末娘・覚信尼が東山大谷に遺骨を改葬し廟堂を建立したのが始まりです。
全国門信徒の納骨の聖地
無量寿堂には数え切れないほどの納骨壇が並び、春秋の彼岸やお盆は参拝者で賑わいます。高台からは京都市街を一望できる静かな空間。
東山の静寂と五条坂の喧騒の対比
清水寺へ続く五条坂の賑わいとは対照的な静けさ。宗派を問わず心を落ち着かせたいすべての人に開かれた東山の緑に包まれた祈りの場です。
基本情報
| 住所 | 〒605-0864 京都府京都市東山区白糸町月見町五条坂 |
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