高台寺

Photo: Hyppolyte de Saint-Rambert (CC BY-SA 4.0)
東山の高台に建つ高台寺は、慶長11年(1606年)に豊臣秀吉の正室・北政所ねねが亡き夫の菩提を弔うために創建した。ねねは慶長8年に秀吉との思い出が詰まった伏見城から東山に移り住み、徳川家康の支援を受けてこの寺を整備した。秀吉とねねの深い絆を物語るこの寺は、今もなお夫婦円満や縁結びの信仰を集めています。
開山堂と霊屋を結ぶ臥龍廊は、龍の背に見立てた屋根付きの渡り廊下で、東山の斜面に沿って緩やかに曲がりながら上昇する姿が美しい。霊屋の内部には蒔絵で装飾された須弥壇があり、秀吉とねねの木像が安置されています。この蒔絵は「高台寺蒔絵」と呼ばれる桃山時代の名品で、秋草や楓が漆黒の地に金で描かれた繊細な意匠は、桃山文化の粋を今に伝える。
高台寺は京都でもいち早く夜間特別拝観を取り入れた寺院として知られ、春と秋のライトアップには臥龍池の水面に映る紅葉や桜が幻想的な鏡像を描き出す。裏手に広がる竹林は嵐山のそれとは異なるひっそりとした趣があり、石畳の小径を抜けると二年坂・三年坂へと続く東山の散策路に合流する。ねねの道から見上げる高台寺の佇まいは、戦国の世を生き抜いた女性の気品と強さを静かに物語っています。
見どころ・おすすめ
ねねが秀吉を弔った夫婦の絆
北政所ねねが慶長11年(1606年)に秀吉の菩提を弔うため創建。霊屋には秀吉とねねの木像が安置され、夫婦円満・縁結びの信仰を集めます。
桃山時代の「高台寺蒔絵」
霊屋の須弥壇を飾る蒔絵は秋草や楓を金で描いた桃山時代の名品。龍の背に見立てた臥龍廊は東山の斜面に沿って優美に曲がる見事な渡り廊下。
春秋の夜間拝観で臥龍池が鏡に
京都でいち早く夜間拝観を導入。春秋のライトアップで臥龍池の水面に映る紅葉や桜の鏡像は幻想的。裏手の竹林からねねの道へと散策路が続きます。
基本情報
| 住所 | 〒605-0826 維新の道京都府京都市東山区八坂上町下河原町 |
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