神社・仏閣

生田神社

生田神社

Photo: Saigen Jiro (CC0)

神功皇后が三韓征伐からの帰途、神戸沖で船が進まなくなった際に稚日女尊の神託を受け、この地に祀ったのが生田神社の起源と伝えられています。日本書紀にも記述が見える創建は西暦201年とされ、日本でも有数の古い歴史を持つ神社です。「神戸」という地名そのものが、生田神社の神封戸(かんべ)—神社に仕える民の集落—に由来しており、まさにこの街の名の源となった社です。

御祭神の稚日女尊は天照大御神の和魂あるいは妹神とされ、糸を紡ぎ布を織る機殿の女神であることから、縁結び・恋愛成就の御神徳で知られるようになりました。毎年多くのカップルが神前結婚式を挙げ、「ご縁結びのいくたさん」として親しまれています。本殿背後に広がる「生田の森」は、万葉集や枕草子にも詠まれた古くからの聖域で、都会の喧騒を忘れさせる鬱蒼とした鎮守の杜が今も残されています。

生田神社は幾度もの災禍から再興を果たしてきた不屈の歴史を持ちます。源平合戦の一ノ谷の戦い(1184年)では社域が戦場となり、大正の水害、昭和13年の阪神大水害、昭和20年の神戸大空襲と度重なる被災を経験しました。そして平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災では拝殿が全壊するという甚大な被害を受けましたが、わずか1年余りで復興を遂げ、「蘇りの社」として神戸市民の復興のシンボルとなりました。

毎年4月の「生田祭」は神幸式と氏子による各地区の「だんじり」巡行が華やかに繰り広げられる春の大祭です。大晦日から元旦にかけての初詣には約150万人が参拝に訪れ、兵庫県内屈指の賑わいを見せます。三宮の繁華街に隣接しながらも厳かな空気に包まれた境内は、神戸の過去と現在を結ぶ結節点として、訪れるたびに新たな発見をもたらしてくれます。

見どころ・おすすめ

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縁結びのいくたさん

御祭神の稚日女尊は糸を紡ぎ布を織る女神で、縁結び・恋愛成就の御神徳で知られます。多くのカップルが神前結婚式を挙げています。

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生田の森

本殿背後の「生田の森」は万葉集や枕草子にも詠まれた古くからの聖域です。「神戸」の地名はこの神社の神封戸(かんべ)に由来します。

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不屈の再興

源平合戦・水害・空襲・阪神大震災と幾度もの災禍から再興を果たしてきた歴史があります。西暦201年創建と伝わる日本有数の古社です。

基本情報

住所 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区加納町六丁目

アクセスマップ

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