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平等院

平等院

Photo: Martin Falbisoner (CC BY-SA 4.0)

宇治川のほとりに佇む平等院は、永承7年(1052年)に関白・藤原頼通が父道長の別荘を寺院に改めたことに始まります。翌年に建立された鳳凰堂は、極楽浄土の宮殿を地上に再現したものとされ、阿字池の水面にその優美な姿を映す光景は、末法の世を憂えた平安貴族たちが夢見た浄土そのものです。十円硬貨の裏面にその姿が刻まれていることでも知られ、日本人にとって最も身近な国宝建築といえるかもしれません。

鳳凰堂の内部には仏師・定朝の最高傑作とされる阿弥陀如来坐像が安置されています。寄木造の技法を完成させた定朝が手がけたこの仏像は、穏やかな微笑みをたたえた「定朝様」と呼ばれる和様彫刻の規範となりました。壁面には極楽浄土の情景を描いた九品来迎図や、雲に乗って楽器を奏でる52体の雲中供養菩薩像が配され、堂内全体が阿弥陀の浄土世界を立体的に表現する空間となっています。

ミュージアム鳳翔館には、屋根の鳳凰や雲中供養菩薩像の実物、梵鐘などの寺宝が最新の展示技術で公開されており、平安時代の芸術の精華を間近に鑑賞できます。境内では春の藤棚が有名で、薄紫の花房が池のほとりに垂れ下がる風景は格別の美しさです。宇治茶の本場でもあるこの地では、参道の茶房で抹茶や茶そばを味わうのも旅の醍醐味。世界遺産にも登録されたこの寺で、平安の美意識に浸るひとときを過ごしてみてください。

見どころ・おすすめ

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十円硬貨に刻まれた鳳凰堂

藤原頼通が極楽浄土を地上に再現した鳳凰堂。阿字池の水面にその優美な姿を映す光景は、末法の世を憂えた平安貴族の夢見た浄土そのものです。

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定朝の阿弥陀如来と52体の雲中供養菩薩

仏師・定朝の最高傑作の阿弥陀如来坐像と壁面の雲中供養菩薩像52体。ミュージアム鳳翔館では屋根の鳳凰や梵鐘の実物を最新技術で公開。

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春の藤棚と宇治茶の茶房

春には薄紫の藤の花が池のほとりに垂れ下がる格別の景色。宇治茶の本場で参道の茶房の抹茶や茶そばを味わうのも旅の醍醐味です。

基本情報

住所 〒611-0021 平等院表参道京都府宇治市宇治

アクセスマップ

平等院 周辺の駐車場

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